新三崎中学校 詞(校歌)・校章の原案は生徒 三崎中、上原中で同時発表
中学校統合で現上原中学校に来年4月に誕生する新三崎中学校。先月27日、新三崎中学校の制服や校歌、校章などの発表会が三崎中学校と上原中学校で同時に行われた。校歌や校章、制服が決まり新中学校の準備が整った。
校歌の詞と校章は、両校の在校生からアイデアを募り反映されたもの。三崎中での発表会では、対象の生徒が表彰された。校歌を作詞したのは石橋勇太さん(三崎中3年)。詞の一節に「受け継いだこの文化 自立の道を 大切な仲間と 歩み出す」と表現、「両校の良いところを融合し、これから発展していってほしいという願いを込めた」と作詞への思いを語った。
また、校章は三浦美杏さん(上原中3年)がデザインしたもの。重なり合う2つの五角形は、両校の統合を表現、生徒が互いに協力し合い和やかな関係を築くことを願い、角は丸みを持たせている。色は、三崎の海や空をイメージした青、四季を通じて恵みをもたらす畑に映える緑、文字は元気や明るさを表す赤となっている。
制服とジャージ発表では、生徒がモデルになって登場。在校生から注目を浴びていた。1年生の生徒は中学統合に際し「うまく友達関係が築けるかどうか」と不安を口にしつつも「新しい学校で自分が最初に通うことになるのはうれしい」と話していた。
三壁伸雄教育長は「すばらしい校歌や校章ができた。新しい三崎中学校の歴史を築いていってほしい」と話し、武田勝則校長は「校歌や校章は3年生が夢を込めて作ったもの。オール三崎として活躍を期待する」と生徒に呼びかけた。
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