三浦ブランド商品認定事業者協議会独自の工夫が評価 新たに3品を認定
三浦商工会議所は先月28日、新たに認定された三浦ブランド商品を発表した。認定されたのは「いか塩辛」、「割干し大根」、「切干し大根」の3品。3品とも独自の工夫を凝らし、「三浦らしさ」を伝える商品という点が評価され認定された。
三浦ブランド商品事業は、三浦をPRするにふさわしいと思われる商品をブランド化することで市外製品に対抗できる力を持とうというもの。2006年度に事業がスタートし11商品が認定された。その後、認定した商品を積極的に共同販売促進活動などを展開するため、08年度は三浦ブランドマークの商標登録のほか「三浦ブランド商品認定事業者協議会」を設立。09年度には、「うらり」1階にみうらブランド館を開設し、販売拠点を設けた。また、インターネットショッピングサイトもオープンしている。
独自の工夫と三浦らしさが特徴
今回新たに認定された塩辛はイカを丸ごと使用したもの。胴体部分と下足部分の食感の違いが楽しめる。最大のセールスポイントは、天日干しにより水分を調整し甘味と旨みを引き出している点。漁師による手作業なので、その日の天候や湿度で調整している点も評価の対象になった。
割干し大根と切干し大根は、農家に代々受け継がれてきた方法で天日干ししたもの。切干し大根は、県下の学校給食にも出されるなど、三浦の食文化をアピールしている点も評価の対象になった。
同会議所は「三浦の商品のブランド価値を高め、内外にPRしていきたい」と話している。1月28日時点で認定商品は48点。
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