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三浦版 公開:2014年11月21日 エリアトップへ

ワンデーパスで自由に駐車 県、城ケ島で社会実験

社会

公開:2014年11月21日

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実験当日は、島内にある公共駐車場が1度の支払いで出入り自由となる。(写真は城ケ島公園第1駐車場入り口)
実験当日は、島内にある公共駐車場が1度の支払いで出入り自由となる。(写真は城ケ島公園第1駐車場入り口)

 神奈川県は城ケ島で、1度の支払いで島内の公共駐車場の出入りができる社会実験「城ケ島ワンデーパス」を11月23日(日)に行う。(雨天の時は24日に延期)。駐車場代を気にせず東西にある城ケ島の観光スポットを回遊してもらうのが目的。

 当日は、東側にある県立城ケ島公園第1(有料)と第2(無料)駐車場、西側にある4つの時間制有料駐車場が実験対象。普通車・大型車は1日400円、二輪車は1日100円で何度でも出入りが自由となる(無料の県立城ケ島公園第2駐車場は当日有料になる)。

 県は今年7月に2日間、島内の回遊性向上策を目的に観光客行動調査を行った。その中で、公共駐車場の利用状況を調査した結果、484台中西側のみ駐車は143台、東側のみ駐車は297台、東西両方に駐車は44台で両方に止めた人はわずか9%だった。また、利用者アンケートなどから東西どちらかに止めると止めたエリアのみの観光で帰ってしまう傾向が強いことが分かった。

 城ケ島の観光スポットは、東側に白秋碑苑・県立公園・馬の背洞門、西側に長津呂の磯・城ケ島灯台・商店街等、東西に分かれている。東西を徒歩だと20分前後の距離。「それぞれのエリアに駐車場はあるが、その度に料金が発生することが観光客の回遊を鈍くしている要因のひとつになっているようだ」と県は分析する。今回の社会実験に地元の人は歓迎の声を上げている。

 県は、「利用者の声や実験結果を踏まえ、今後の観光客回遊向上に繋げていくための材料にしたい」としている。
 

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