三浦の総鎮守として知られる海南神社の夏例大祭が今月12日、市の重要無形民俗文化財に指定された。
明治中期に海上から陸上渡御に改められ、約130年の伝統を持つ同祭。雌雄2頭の獅子が神輿と山車を先導し、商売繁盛や家内安全を祈願しながら三崎下町を巡る。92年に重文指定された行道(お練り)獅子のほか、獅子と神輿の担ぎ手を7地区で年番して務める輪番制度、巡行の際の音頭となる木遣りも加えた祭り全体が今回指定を受けた。「他地域で見ることのできない三浦三崎の誇るべき無形民俗文化財。伝統ある地域文化の伝承を後世に伝える必要がある」と市教委。
なお、今年の神輿渡御は7月15日(土)正午〜9時、16日(日)正午〜11時に執り行われる。
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