三浦版 掲載号:2017年12月1日号 エリアトップへ

日本舞踊市山流 中学生名取が誕生 上宮田在住・加藤さん

文化

掲載号:2017年12月1日号

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免状を持つ加藤さん(写真左)と木村さん
免状を持つ加藤さん(写真左)と木村さん

 上宮田在住の加藤裕子さん(13)が、日本舞踊「市山流」の名取試験に合格し、新名取としてこのほどお披露目された。中学1年生の若さでの合格は珍しく、三浦市内で初めて。「これから場数を踏んで、師範の資格も取ってみたい」とさらなる夢を話した。

*  *  *

 加藤さんが日本舞踊を習い始めたのは小学4年のとき。親戚で、市山流一門の木村ケサ代さん(71)のすすめもあり、「一度体験したら楽しくて、ずっと踊りたいなと思った」と笑顔で振り返る。

 稽古場のほか、自宅でも練習に汗を流すこと約3年。今年8月、国立劇場での名取試験に挑んだ。歩き方や話し方、立ち姿、踊り、着物の着脱に至るまで一連の所作が審査対象。家元の厳しい視線が飛ぶなか、「最初は怖くて手が震えてしまって」。しかし、持ち前の負けず嫌いな性格と度胸で美しい踊りを披露し、見事合格を果たした。「新潟へいらっしゃい」。家元から優しく掛けられた言葉が、名取襲名の式に呼ばれたのだと気づいたとき、嬉しさがこみ上げたという。

 名取名は飛躍の願いを込めて、「市山七十加翔(なそかと)」。夢だった名取としての一歩に喜びながらも「今はもっと良い踊りをしなきゃという気持ち」と背筋を正す。目標とする踊り手は、身近な姉弟子の木村さん。「いつかは2人で一緒に踊れたら嬉しい」と顔を見合わせて頷いた。

 日本舞踊の魅力は、一つひとつの型(ポーズ)の美しさや上達の楽しみにあると加藤さん。「ヒップホップダンスを習う同級生もいるけれど、日本舞踊をもっと若い人にも知ってほしい」と思いを述べた。
 

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