日の出と日没、太陽が富士山頂に重なる瞬間だけ出現する光学現象”ダイヤモンド富士”。まるでダイヤモンドが輝くような光彩が見られることからその名がつけられている。富士山の東側に位置する三浦市では、4月下旬から5月初旬と8月の年2回、日没時に楽しむことができる。
自然観察指導員の小林直樹さんによると、市内の観測地の多くは視界をさえぎる物がないこと、左右の肩のバランスが整い稜線から裾野まで見られることなど観賞には好立地。富士山から約85Kmという距離により山頂の幅と太陽の直径がほぼ同じ長さに見え、さらなる美しさを演出するという。
山頂に太陽がかかり、完全に沈むまで、その時間約2分30秒。「瞬間の芸術をぜひ楽しんで」と呼び掛けている。
おもな観測可能地点と予想観測日は以下のとおり。▽黒崎の鼻 4月23日(月)/三戸海岸25日(水)/油壺27日(金)/諸磯湾 28日(土)/歌舞島5月1日(火)/城ヶ島3日(木)
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