神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
三浦版 公開:2019年7月12日 エリアトップへ

三崎×都心の2拠点生活 元呉服屋をリノベーション

社会

公開:2019年7月12日

  • X
  • LINE
  • hatena
1階店舗はアート作品も展示し、空間を演出
1階店舗はアート作品も展示し、空間を演出

 港町・三崎。郷愁漂う商店街の一角、長らく貸店舗だった築50年の元呉服屋が、「あえり庵(あん)」と名付けられたシェアハウスに生まれ変わった。屋号は、空や空気を表すフランス語「Aérien」から。空を飛ぶ鳥のような自由さ、肩書きや年齢による上下関係のない風通しの良い場に――との願いが込められている。

 一般的な共同生活を送る定住型住宅ではなく、セカンドハウスとして機能。昨夏開所し、おもに都心に生活基盤を持つ20代〜70代の学生・会社員・経営者ら約25人の会員が、月1万円の家賃で気ままな“三崎暮らし”を満喫している。

 開所のきっかけは、「ヨット仲間の拠点づくりだった」と代表の原田祐二さん。油壺のマリーナへ足繁く通うが基本は日帰りで、地域とのつながりを求めて、夜は三崎の飲食店で居合わせた客と酒を酌み交わすなどして拠点づくりの方策やあり方を模索してきたという。

 立地は最寄り駅から路線バスに揺られること20分。となり近所にコンビニや娯楽施設はないが、都心にないモノがある。海と、人情と、うまい肴のある店と、ゆったり流れる時間だ。「地域の人とあいさつをしたり、子どもを可愛がってくれたり、些細な人づきあいが面白い」と原田さんは魅力を話す。

「活性化の一助に」

 「シャッターをおろしていてはもったいない」。地域活性化の一助になればと、1階をリノベーション。不定期ながら、先月末には焼き菓子やコーヒー豆・アート作品などを販売する店舗兼サロンをオープンさせた。ゆくゆくはカフェ営業や貸し会議室といった展開も視野に入れており、活用方法に知恵をしぼっている。
 

三浦版のローカルニュース最新6

移住・定住促進に連携協定

移住・定住促進に連携協定

三浦市×スルガ銀行

4月17日

三浦海岸「ねもマ」

三浦海岸「ねもマ」

ガラポンで景品ゲット

4月17日

五月人形と吊るし飾り

五月人形と吊るし飾り

三崎昭和館で特別展

4月17日

12市町村(三浦含む)で下落から上昇

2024年 公示地価

12市町村(三浦含む)で下落から上昇

価格トップ3は南下浦エリア

4月12日

人気店が三笠公園に集結

よこすかラーメン艦隊

人気店が三笠公園に集結

地元初の大型フェス

4月12日

潮風に揺れる桃色の花びら

金田 ソメイヨシノ

潮風に揺れる桃色の花びら

4月12日

あっとほーむデスク

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook