横須賀市大滝町のライブハウスレストラン「ヤンガー・ザン・イエスタディ」(YTY)が、映画と音楽を融合させた新しい文化の発信に挑む。主に「音楽を題材にした映画」に焦点を当て、ライブ用のスピーカーを使って大音量で作品を楽しんでもらう。
YTYは、閉館した映画館(元横須賀東映パラス)をリニューアルして2001年にオープン。以来、多ジャンルの音楽で連日盛り上がっている。ステージ上には、かつて映画館であったことを物語る大型スクリーンが今も残されており、アーティストやバンドの演奏に合わせて映像を流すなどの演出に使われている。
映画の上映に踏み切ったのは、一時的ではあるが街から映画館が姿を消してしまったことが理由だ。「映画は娯楽の中心。文化の灯が消えるようでさみしい」とオーナーの佐々木滋さん。ライブハウスの雰囲気を活かし、聴覚と視覚を同時に刺激するような作品を届けようと考えた。レストランでもあるため、飲食を楽しみながら鑑賞する自由なスタイルも提案していくという。さらには、作品に関連する音楽を演奏するなど「ライブ+映画上映」の展開も企画したいと意気込んでいる。
『ボヘミアン・ラプソディ』上映
第1弾として、9月14日(土)に、世界的人気のロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』を上映する。
開映時間は正午と午後4時。各回定員100人。1人1千円(ワンオーダー制)。電話予約制。
予約はYTY【電話】046・828・8306(水〜日曜の午後6時〜11時)
■横須賀市大滝町2の17エルスビル4階(横須賀中央駅から徒歩5分)
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