三浦版 掲載号:2019年9月20日号 エリアトップへ

メディカルカフェ がんの不安、対話で解消 三浦修道院で交流会

社会

掲載号:2019年9月20日号

  • LINE
  • hatena
PRする代表の渡辺清子さん(写真左)と西田さん
PRする代表の渡辺清子さん(写真左)と西田さん

 がん患者やその家族・遺族が、お茶を飲みながら気軽に闘病経験や感じたことを語り合う「がん哲学外来カフェ」が、金田の聖母訪問会「三浦修道院」で、あす9月21日(土)に開かれる。今月はがん検診の早期受診や予防の重要性を啓発する「がん征圧月間」でもあり、主催者は「地域と人々の痛みを分かち合い、和らげる場所にしたい」と、来場を呼びかけている。

 「がん哲学外来カフェ」とは、順天堂大学名誉教授で医学博士の樋野興夫氏が提唱する対話を目的とした交流会。治療の一環として医師が患者の不安や心情に耳を傾け、精神的苦痛を和らげる場をつくろうと、同附属病院内に開設した「がん哲学外来」がもとになっている。語り合いによって悩みの解消につながるだけでなく、人生や命のあり方について見直せるとして、病院や教会を中心に全国150カ所に広がり、三浦半島では同修道院が主催する「メディカルカフェin三浦海岸」が初めて。

 今年7月には第1弾が行われ、約90人が参加。なかにはがんで身内を亡くした悲しみを吐露した人もいたという。企画担当の西田靖子さんは、「少しでも外へ出て前向きになれるきっかけになれば嬉しい」と話す。

寄り添える存在に

 今から約15年前に金田の地に構えられた三浦修道院。自然と調和した暮らし「パーマカルチャー」の実践による自給自足的生活を送ってきた。「もっと人々の中に入ろう」。近年では、地域に開かれた修道院をめざしており、そのなかで「がん哲学外来カフェ」の存在を知ったという。聖母訪問会は1946年から約60年にわたり、聖ヨゼフ病院(横須賀市)を運営。数多くの患者や家族の苦しみ、悲しみに寄り添ってきたことも開催の後押しになったという。「寄り添うことは修道院の存在意義のひとつでもある」と西田さんは話す。

 国立がん研究センターによると、日本人が生涯でがんに罹患する確率は2人に1人(男性62%・女性47%)と身近な病気のひとつ。「理想はどの家の近所にもどんな話でも聞いてくれる人がいて、ホッとできる居場所が必要。今後、取り組みが三浦半島内にも広がれば」と展望を話した。

 会場は南下浦町金田223の6(「役場下」バス停から徒歩8分)、時間は午後1時30分から3時。参加費300円。カフェは隔月開催を予定し、次回は11月16日(土)。

 詳細は西田さん【電話】046・888・7361

三浦版のトップニュース最新6

5割増電子クーポン発行へ

5割増電子クーポン発行へ 経済

経済・子育て支援を拡充

4月30日号

御朱印求め身近な旅

開運半島詣り

御朱印求め身近な旅 文化

「龍神信仰」でつながる3社

4月30日号

「身近な下水道に親しみを」

三浦市

「身近な下水道に親しみを」 社会

マンホールカード発行

4月16日号

観光振興へ強力タッグ

観光振興へ強力タッグ 社会

5者が連携協定締結

4月16日号

産後ケア事業を拡充

三浦市

産後ケア事業を拡充 社会

宿泊型サービス開始

4月2日号

地域デビューの手引書製作

地域デビューの手引書製作 社会

高齢者の社会参加を促進

4月2日号

あっとほーむデスク

  • 4月30日0:00更新

  • 4月16日0:00更新

  • 4月2日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年5月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter