三浦市スポーツ推進委員連絡協議会主催の「第1回ボッチャ大会」が、先月25日に潮風アリーナで行われた。
東京パラリンピックの正式種目であるボッチャの体験を通して、同大会の機運醸成や障がい者スポーツへの興味関心を深めてもらおうと初開催された。
障がいの有無や体格・体力、性別、年齢を問わず競い合える「生涯スポーツ」で、この日は親子連れや高齢者らが3人1チームを組み、10チームが出場。各コートで白熱した試合を繰り広げ、目標にピタリと寄せる好投が出ると拍手を送り、互いの健闘をたたえ合いながら得点を競った。
母親と姉弟で参加した辻のどかさん(初声小4年)・拓磨くん(同2年)は、「上手にできたけど負けると悔しかった。投げて白い(ジャック)ボールに近づいたときのワクワク感がとても楽しかった」と感想を話した。
三浦での普及めざす
前回のリオデジャネイロパラリンピックで、ボッチャ競技日本代表「火の玉ジャパン」は銀メダルを獲得。およそ半年後に開催が迫った東京大会での活躍が期待されている競技のひとつで、全国各地で普及活動が行われている。
同協議会でも、2018年秋頃からルール講習などを実施。下地づくりに取り組んできたという。
同会会長の青木謙之さんは「たくさんの人に楽しんでもらえるよう体験会も行いたい」と第1回大会の手ごたえを話し、今後の普及に意欲を見せた。
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