三浦市潮風スポーツ公園の多目的グラウンドに、このほど女子ラクロス専用ラインが引かれ、コートが完成した。利用者の増加を受けたもので、「現在、全国で唯一ラクロスラインが引かれている公共グラウンド」と、指定管理者のスポーツプラザ報徳・山内雄己さんは話す。
これまでサッカーやグラウンドゴルフに使われていた運動場が、ラクロスコートとして利用され始めたのは、約1年前から。練習場所確保に苦慮していた大学生チームなどから徐々に広がりを見せたことで、選手支援や競技普及をめざす(一社)SELLと連携して環境整備に乗り出した。今年はコロナ禍で中止となったが、日本代表の練習会・合宿や来年の高校全国大会の試合会場にも選ばれている。
2028年ロス五輪の追加種目候補に挙がっているラクロス。一般的に“大学スポーツ”のイメージが強いが、地域のスポーツ公園で子どもの頃から身近に親しめるようにすることで、「三浦から将来のオリンピアンを」と両者は意気込む。
今月12日に開催された無料体験会には、日本代表チームの監督をはじめ、現役のトップ選手が講師として参加し、子どもたちに楽しさを伝えた。今後も不定期で体験会を開き、競技普及をめざしたいとしている。
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