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三浦 トップニュース文化

公開日:2021.04.30

開運半島詣り
御朱印求め身近な旅
「龍神信仰」でつながる3社

  • 上から時計回りに、三浦・海南神社、葉山・森戸大明神、浦賀・西叶神社

  • 木製紙開運札と海南神社の開運守

 三浦半島に鎮座する3つの神社が連携して「開運半島詣り」と題した地域散策企画をスタートさせた。三崎・海南神社、葉山・森戸大明神、浦賀・西叶神社の3社をめぐり、それぞれが用意している「御朱印」を揃えると、特別に奉製した「開運札」を受け取ることができる。「開運守」もあり、3体すべて集めると専用金字刻印ケースがもらえる。

 コロナ禍で鬱屈した気持ちを少しでも吹き飛ばして欲しいと、龍神を祀る3社の宮司と祢宜が考案した。

 海南神社(三崎4の12の11)では、ご神木のイチョウの木の一部が龍の姿に見えるとされており、”龍神社”という境内社もある。龍神を祀った森戸大明神(堀内1025)の鳥居は、海の中の小さな名島(なしま)という島にある。西叶神社(西浦賀1の1の13)の社殿には、見事な龍の彫刻の装飾があり、天井一面にも墨絵の龍が描かれている。

 3社の御朱印には、これらの龍があしらわれており、今回の企画のみの限定配布。初穂料500円で、なくなり次第終了となる。

 開運や疫病退散を願いながら、電車やバスの移動を組み合わせて歩くことで、運動不足の解消や気分転換に繋げてもらう狙い。近年、パワースポット巡りや御朱印集めを楽しむ若い女性が増えており、「感染拡大防止の安全対策も実施しています。3つの神社をまわり、違いや歴史にふれてもらい、地域活性化につながれば嬉しい」と海南神社の米田郷海宮司は話している。

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