京浜急行電鉄株式会社は、昨年9月に閉館した京急油壺マリンパーク跡地の暫定的な活用として、1月24日(月)に「京急油壺温泉キャンプパーク」をオープンする。一部建物や芝生広場などマリンパークの既存建物をいかし、全3種12区画のキャンプサイトを有するほか、たき火やバーベキューなどが楽しめ、車中泊もできる。隣接する京急油壺観潮荘と連携して一体的なアクティビティスポットをめざすとしている。
「京急油壺温泉キャンプパーク」は、三崎観光株式会社が運営。都心から1時間半程度の立地や富士山・相模湾の夕日を臨む三浦半島西側ならではの眺望の良さを強みにアウトドア施設として利活用する。
敷地内には、キャンプサイト(6区画)、乗用車やバイクの乗り入れができるオートキャンプサイト(5区画)、ポニーを間近に見ながら泊まることができるモンゴルサイト(1区画)を整備。テントやタープ、ランタンなどは有料で貸し出す。そのほか、たき火やバーベキュー(日帰り利用はファミリー・カップル限定)、ドッグラン、ポニーとのふれあい体験といったアクティビティも用意する。
また、キャンピングカー&車中泊スポット予約アプリ「カーステイ」を運営するカーステイ株式会社と連携して、マリンパークの元駐車場の一画に車中泊が可能なスペース(RVステーション)を4区画設置する。
なお、園内は午前10時から午後4時に限り、ビオトープや展望台、みうら自然館など公園として無料で開放。ドッグラン1時間の利用を含む入場有料で、愛犬との散歩も楽しめる。
また、京急電鉄は「同地域の活性化に繋げたい」として、開業に合わせて同日より、最寄りのバス停留所の名称を「油壺」から「油壺温泉(副名称・東京大学臨海実験所前)」に変更するという。
詳細は同施設【URL】https://keikyu-camppark.jp/を参照。利用予約は、キャンプ場検索・予約サイト「なっぷ」で受け付ける。
開発前の暫定利用
跡地一帯は、同社と大手デベロッパーが共同して新たな滞在拠点の開発を検討。2025年度の開業をめざしており、キャンプパークは暫定的な利用だという。
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