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江戸期の商家、宿に再生 顧客回遊で夜の賑わい創出へ

経済

掲載号:2022年4月15日号

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「三崎宿 江戸の蔵宿」の前に立つ鈴木代表(上)とベッドルーム(右下)、書斎(左下)
「三崎宿 江戸の蔵宿」の前に立つ鈴木代表(上)とベッドルーム(右下)、書斎(左下)

 古民家再生事業を展開するミウラトラスト(鈴木雄二代表)は、江戸時代に建てられたといわれる蔵造りの商家をリニューアルした「三崎宿 江戸の蔵宿」(三崎3の9)を4月28日(木)にプレオープンする。今夏の完成をめざして改修が進む割烹旅館を合わせた4カ所を分散型宿泊施設「三崎宿」と名付け、フロントや宿泊所、食事処を顧客に回遊させるほか、日帰りから長期滞在に促すことで、夜の賑わい創出に繋げていく。

 リニューアルしたのは元マグロ問屋の2階建てで、元三浦市長・久野隆作氏の商家。江戸時代から続いていた蔵造りを改修し、奥にRC造の洋館を増築した。

 1棟貸しの全6室で、広さは約200平方メートル。和モダンなデザインで、ワ―ケーション需要に応えた書斎やツインベッドルーム、製氷機、ウォーターサーバーなどを完備。内風呂から臨めるテラスではBBQも楽しめる。今夏のグランドオープンまでしばらくは素泊まりプランのみの提供で、最大8人まで利用できる。

「通過型」から「滞在型」へ

 三浦市の入込観光客数は、2016年から4年連続で600万人超だったが、20年からはコロナ禍で大幅に落ち込み、観光産業は危機的状況に置かれている。また、豊かな自然やマグロ・野菜など食を目当てに多くの人が訪れる一方、都心から約1時間という好立地から、その大半が日帰りで、滞在時間の延長や宿泊客数の増加が長年の課題となっていた。

 こうした課題を解消しようと昨年、同社と市、地域経済活性化支援機構(REVIC/東京都千代田区)、横浜銀行、京浜急行電鉄の5者が「三浦市における地域資源を活用した観光活性化に関する連携協定」を締結。観光拠点や宿泊施設、観光コンテンツなどの整備を進めている。同社はこれまで、山田屋酒店など三崎地区の古民家を宿泊施設に利活用してきたノウハウを活かし、飲食・体験・宿泊事業の企画運営、不動産活用、三崎や城ヶ島のブランディング・プロモーションに注力していく。

 4月4日には、メディア向けの内覧会が開かれ、鈴木代表は「家族連れのほか、研修施設としても使用できる。街が盛り上がり、ゆくゆくは雇用促進にも繋がれば」とあいさつ。市職員は「下町の象徴となる基地ができた。昼も夜も観光客が楽しめる街になれば」と期待を込めた。

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