「長井海の手公園 ソレイユの丘」（横須賀市長井４）が４月14日（金）、リニューアルオープンする。（株）日比谷花壇を代表企業とするエリアマネジメント横須賀共同事業体が新事業者として運営。花畑の拡張やキャンプができるグランピングコテージを新設して、年間70万人だった来園者数を１００万人に伸ばす。

　同公園は昨年10月に一旦閉園し、リニューアル整備を行っていた。敷地面積は拡張分を含めて28・１㏊、東京ドーム約６個分の広さとなる。

　新事業者が掲げるコンセプトは「３６５日誰もが遊び愉しみ尽くせるエンターテイメントパーク」。大型遊具や温浴施設、観覧車の既存施設に加えて、巨大アスレチックを新設した。昨今のキャンプ人気の高まりを受けて、アウトドア宿泊エリアを拡充。リニューアル前から予約が殺到していたオートキャンプサイトを20に増やした。富裕層にアプローチする海を眺める絶景のグランピングコテージも５棟新設。デザイン性の高いトレーラーハウスも海・森側に増設し、多様な宿泊スタイルを用意することで滞在時間の延長を図り、消費拡大に繋げる。

　日比谷花壇の得意領域である花畑は、２倍の広さの10㏊となり、アーティスティックなフォトスポットを設置。雨天時は、ＡＲ・ＶＲ体験やモルック、ダーツなどが楽しめるインドアルームを開設することで来園者の満足度向上を目指す。

　飲食店は、全テナントが異なる事業者が運営する。バラエティーに富んだ構成で、園内グルメの食べ歩きを楽しんでもらう。地場産の食材を使った本格イタリアンレストランも出店している。

　このほか、約６７００平方メートルの広さのグリーンステージでは、フェスや大型イベントを誘致する。