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三浦 文化

公開日:2023.09.22

十五夜に「お月見泥棒」
矢作地区で9月29日

  • 円徳寺で村山住職からお菓子などを受け取る子ども(昨年)

 じゅーごーやまーんじゅーけーらっせ(十五夜饅頭下さいな)――。

 1年で最も美しいとされる「中秋の名月」を眺めながら収穫物を供え、その実りに感謝する行事「十五夜」。今年は9月29日(金)で日本の秋の風物詩となっている。矢作地区では古来から「お月見泥棒」と呼ばれる習わしが伝承されており、同日午後5時頃から円徳寺(村山智洋住職/和田3493)でも行われる。

 かつて子どもは「月からの使者」とされ、各家庭に供えられた食べ物を好きに盗むことができる「お月見泥棒」という風習があった。子どもに供え物を食べてもらうと縁起が良いとされた。

 当日は同寺本堂前にお菓子やジュースなどが用意され、子どもは好きな物を持ち帰ることができる。なくなり次第終了。

 問い合わせは同寺【電話】046・888・1521

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