三浦 文化
公開日:2023.12.01
潮風ゆらゆら日光浴
三浦海岸で大根干し
三浦海岸に冬の訪れを告げる大根干しが始まった。白と緑のコントラストが美しい”大根カーテン”が出現。早春の河津桜、夏の海水浴と並び、季節の移ろいを感じる珍しい光景に、足を止めて写真撮影する人もいる。
これらは特産品のたくあん漬け用の大根。太陽の日差しと冷たい潮風にさらし、自然乾燥で水分を抜く。砂浜ならではの風通しの良さや真冬でも凍ることがない地域のため、好天に恵まれると早ければ数日から1週間ほどで干しあがり、素材が持つうま味が凝縮された歯ごたえの良い商品になる。30年ほど前から続く作業で、収穫時期を迎える11月中旬から2月中旬ごろまで見られる。
市内の農家らでつくる「郷土漬物研究会」では現在、冬場に出荷のピークを迎える三浦ブランドの浅漬けたくあん「まいるど」の生産に追われている。同研究会メンバーの1人であるヤマジュウ農園(上宮田)の吉田重一さんは「今年は気温が高い日が多かったので、大きめの大根に成長した。生育は2〜3日早いが例年並み。たくあんは近くの農家で販売するから、ぜひ食べてみてほしい」と笑みをこぼした。
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