逗子・葉山 コラム
公開日:2022.08.26
星座にまつわるエトセトラ
「星のかけら」
この夏、全国で公開中のドキュメンタリー映画「長崎の郵便配達」は、長崎で被爆した郵便配達の少年だった谷口稜曄(スミテル)さんと、イギリス人ジャーナリストのピーター・タウンゼンドさんとの交流から生まれた同名書籍に端を発しています。原爆の被害を、そして核兵器の意味の無さを伝えています。
核兵器の原料はウランとプルトニウムです。これら重元素は星が作りました。星は水素の核融合反応でヘリウムを作り、そこから鉄までを作ります。それ以上の重い元素は、どうやって作られたのか?中性子星同士の合体や、星崩壊時に発生した降着円盤でも重元素生成の兆候が観測されているようです。ちょっと難しい話になりましたが、ウランもプルトニウムもそして、我々の体を作っているモノも星が作ったのです。でも、星は何かを傷つけるために作ったわけではありません。
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