鎌倉税務署が昨年12月22日、中学生に「一日税務署長」を体験してもらうイベントを初めて開催した。
これは、毎年夏に国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が開催している中学生の「税についての作文」で、横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校3年の栗原唯花さんが「東京国税局長賞」を受賞したことを受けて企画されたもの。
中学生の「税についての作文」には全国から61万6072編の応募があり、栗原さんは東京国税局管内(東京都、神奈川県、千葉県、山梨県)の1都3県から寄せられた14万7018編のなかから同賞に選ばれた。
作文のタイトルは「恩返しのためにできること」。自分の生活が家族だけでなく、税にも支えられていることに気付き、きちんと納税の務めを果たしたいとする内容が評価された。
当日は、羽生田光行署長から委嘱状とタスキを受け取り、模擬決裁などを体験。署内を視察した後、集まった署員約50人の前で受賞作文の朗読を行った。
栗原さんは「初めてのことばかりで良い経験になった。今回の作文や体験をきっかけに、税は自分たちの生活を豊かにするものだとわかったので、しっかりと納税していきたい」と話していた。
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