七里が浜楓幼稚園には、園行事を日頃から支える“縁の下の力持ち”がいる。それは在園児の父親らからなる「かえでPapas(パパス)」だ。
Papasは地域の子どもたちの見守りを目的に、2006年発足。以来、キャンプや虫捕り、ドミノ倒し等の企画を行い、親子の交流の場づくりに尽力してきた。中でも10周年の記念に製作したピザ窯は、園の行事で大活躍。「パパならではの企画も増え、子どもたちも楽しんでくれています」と高橋栄園長は話す。
Papasでは、今年大きな活動として、稲村ガ崎に園が所有する竹林の開墾に取り組んだ。会員有志が集まり、数カ月かけて畑を作り、4月からは子どもたちの活動場所「稲村ガーデン」として活用が始まった。農業関係者ら地域住民の協力を得ながら、野菜の栽培体験を行っているという。
7月7日に同園で開催された「かえでバザー」では、開墾時に伐採した竹を使って、弓矢などで遊べるコーナーを設けた。ボーイスカウト経験者が竹と紐で組み上げたという台に竹細工のおもちゃが並び、弓矢コーナーでは子どもたちに見本を披露したり、弓矢の構え方を教える姿も見られた。
今期リーダー・森崎千雅(ゆきまさ)さんは「役員だけでなくパパ全員がPapasとして、子どもたちのために頑張っています」と笑顔を見せた。
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