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鎌倉 ピックアップ(PR)

公開日:2019.05.01

はんこ文化を鎌倉から世界へ
鎌倉はんこ 月野允裕さん

  • 祖父から続くはんこ店の3代目

  • 菊の紋が入った限定商品

 「『人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ』。『令和』という元号に込められた意味を知った時、今こそ『はんこ文化』を残し、伝えていかなくては、と思いました」。こう語るのは印章専門店「鎌倉はんこ」の月野允裕さん。

 月野さんは奈良で創業した祖父の代から続く印章店の3代目。「自分の力を試したい」と2016年、御成町に店を構えた。以来、市内神社で祈祷を受けた素材を使用したはんこ作りを続けているほか、歴史文化交流館の企画展への印判寄贈など「鎌倉ならでは」の取り組みにこだわってきた。

 「古来から個人だけでなく国家、団体、法人が意志の表明に『はんこ』を使用してきました。デジタル化が進むこの時代だからこそ、残すべきものがある。寺社仏閣の御朱印や御神印、落款など印章が広まった鎌倉だからこそ、はんこの文化を全国に、世界に伝えていきたい」と話す。

改元記念商品も

 同店では令和への改元を記念して、菊の紋が入った限定商品を発売中(=写真)。15mmの実印が2万2222円、13・5mmの銀行印が1万8888円で。申し込みは同店ホームページから。

鎌倉はんこ

鎌倉市御成町5-6

TEL:0467-37-9297

https://www.kamakurahanko.com

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