深沢高校ライフル射撃部からは、7月28日(日)に広島県で開幕する第57回全国高等学校ライフル射撃競技選手権大会のビームライフル男子個人競技に高橋隆成さん(3年)と戸上晴登さん(同)が出場する。同部からの全国大会出場は4年ぶり。
ビームライフルは実弾を用いない光線銃。ずっしりと重いジャケットを着用し、約5kgある銃を構えて狙うのは、10m先の的だ。45分間で60発撃ち、654点満点中の得点を競う。
同校の部員は36人全員が高校から始めた初心者。週6日、部室を拠点に練習に励んでいる。
「ベスト尽くす」
高橋さんは6月15日、16日の県予選で606・1点を記録し、5位で通過。「ミスをすると精神的にグラつきやすく、緊張で出だしが良くなかった」と悔し気に語る。
文化祭や体験会で人気というライフル射撃部。自身も珍しさに惹かれて入部した。当初は競技を楽しむことが一番だったが、今では「上を目指したい」という思いが強くなったという。自己ベストは618点。「いつも通りの動きで心を安定させ、全国大会ではベストを尽くしたい」
「入賞を目標に」
戸上さんは県予選を606点で6位通過。「自己ベストの617点から見ると、もっと上位を狙えたはず」と大会を振り返る。中学時代は俊敏な動きが多いバドミントンをやっていたが、高校入学時にビームライフルに転向。「呼吸1つでもぶれてしまうので、集中力が求められる。他のスポーツと違った面白さがある」と語る。「全国に向けて練習を重ね、入賞を目指したい」と意気込む。
![]() 練習する2人
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