茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2014.04.11
新住居表示板を導入
海抜と英字で情報拡散
茅ヶ崎市内の住居表示板の張り替えが進行中だ。これは電柱などに掲示されているもので、作業は2014年3月から開始している。
詳細海抜で危機対策も
海抜表示は、海に近いという市内の特徴を数字で目視確認できるとともに、災害時など緊急の避難経路を構想しやすくすることも図られている。海抜併記された同板設置は神奈川県内では初の試みだ。メートル表記で、下一桁まで明示されている。
難解な地名も判読
新板には地名が英字表記され、難読な地域名も読みやすくなった。この表記は、2020年開催の東京五輪に向けた外国人観光客への対応も含んだ改新だ。
海岸地域に500枚
その特徴から新板は海岸に接する地域(柳島、南湖、中海岸、東海岸南、菱沼海岸、白浜町、浜須賀、汐見台)を優先して設置していく予定。市の担当職員が地域の巡回も兼ねて一枚ずつ張り替えを行う。今年度の張り替え総数は約500枚。
旧板は金型の凹凸板だったが、新板は白文字印刷で平らであることも新しい点だ。市都市計画課は「避難ルートなどをあらかじめ決める情報として活用してもらいたい」と話している。
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