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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2025.12.24

松下政経塾
若者たちが未来に提言
スピーチコン決選大会

  • スピーチする参加者

 松下政経塾(茅ヶ崎市汐見台)で12月6日、「第6回松下幸之助杯スピーチコンテスト」の決選大会が開催された。

 同塾が次代を担う若者を応援しようと行っているもので、「2050年の日本や世界に向けたビジョン」がテーマ。国内外から約130人の応募があり、原稿審査を経て選出された15歳から33歳までの10人が決選大会に出場した。

 冒頭、遠山敬史塾長が「混沌とした今の時代だからこそ、松下幸之助が目指した真に豊かな社会を実現するために、自分が世界を変えていくという決意を伝えてほしい」とあいさつした。

 ユース部門では「コドモの力で育てる未来―KANSAI CHILDREN CARES―」と題し、子ども同士が教え合い学び合う仕組みを教育の現場に取り入れることを訴えた森孟子さん(西大和学園高等学校)が、一般部門では「形だけの『共生』ではなく、本当の『誰も取り残さない』社会を目指すために」として、芸術の力を借りて誰もが表現できる社会の実現を訴えた岩下唯愛さん(熊本大学)が最優秀の松下幸之助杯に輝いた。

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