茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2014.04.11
善意のアルミ缶 車椅子に
撫子の会が自治会に寄贈
市内甘沼地域の舞踊愛好者らによる「撫子の会」(小山一二三代表・メンバー19人)がこのほど、会で集めたアルミ飲料缶のプルトップを原資に車椅子1台を購入し、甘沼自治会館に寄贈した。
地域の盆踊りなどにボランティア参加する同会では「捨てられるのはもったいない。集めて車椅子になるなら」と2007年からプルトップ回収をスタート。山形県のアルミリサイクル業者に1回20kgほどのアルミプルトップを計17回ほど送付し続け、一定額に達したことにより車椅子の購入が実現した。
小山代表は「会のメンバーはもちろん、多くの方にご協力いただき7年越しの目標が実現した。自治会館に常設しているので必要な方が必要な時に気軽に使っていただければうれしい」と話していた。
同会は2003年10月に発足。市内の夏祭りに参加したり高齢者施設などの慰問を行っている。
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