市内で様々な職業に就く約50人が「若者に読んでもらいたい」と思いを込めて1冊ずつ寄贈した本を展示する「あなたが未来に託す想い〜未来に贈る本〜展」が、4月10日(日)から17日(日)まで茅ヶ崎市美術館エントランスホールで開かれる。開館時間は午前10時から午後6時(入館は5時30分)まで。観覧無料。4月16日(月)は休館。主催はRIVE(リベ)NDEL(ンデル)、NPO法人ツルハシブックス、(公財)茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団。
イベントスペース「RIVENDEL」(矢畑183)の熊澤弘之さんが、同NPO法人が運営する、寄贈された本を10代に届ける書店「暗やみ本屋ハックツ」を知ったことをきっかけに「茅ヶ崎でもやろう」と企画。熊澤さんのアイデアで、寄贈する本は地元に住み、働く人たちから直接、顔が見える形で集めることにした。
その際「本が若者の手に渡る前に、幅広い世代に見てもらいたい」と考え、茅ヶ崎市美術館に相談。同館学芸員の藤川悠さんが熊澤さんの思いに共感し、展示が決まった。本を寄贈したのは会社員、デザイナー、カフェ店主、教師、市長など様々な職業の50人。小説、新書、業界誌など多様なジャンルの本に寄贈者の手書きのメッセージを添えて展示し、手に取ることもできる。熊澤さんは「『学生のうちにこんな本に出会いたかった』『今の自分があるのはこの本のおかげ』など、贈り手一人ひとりのメッセージを感じてもらえたら」と話す。問い合わせは同館【電話】0467・88・1177へ。
展示後は10代の若者のもとへ
展示後の4月22日(金)にRIVENDELで開かれるイベント「ハックツ」は、暗闇のなか懐中電灯を手に本を探し、見つけた本の表紙に添えられたメッセージを読んで、気に入った1冊を持ち帰る。午後6時30分から7時30分まで。対象は10代の男女、定員50人(申込制・先着順)。参加無料。申込み・問合せはRIVENDEL【携帯電話】080・2243・3564または【メール】sizenbiyori@yahoo.co.jpへ。
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