木版画や水彩で作品を生み出す画家・古知屋恵子さん=茅ヶ崎市内在住=による恒例の個展が、11月19日(土)から27日(日)までギャラリー街路樹(茅ヶ崎市中海岸2の5の5の110)で開かれる。午前11時から午後6時まで。入場自由。
今年で21回目を迎える地元での作品展。水彩画を中心に、カラー木版、木版画など新作を含む約20点を展示する。「夢や理想、日常の中で抱いている思いを作品に昇華させている」と古知屋さん。今年に入ってから「過去に思いを馳せることがあり、乙女チックな女の子をテーマにした作品が増えたと思う。それに合わせて水彩の淡い色彩で描いている」と話す。
思いを込めた紙芝居上演も
また会期中は、昨年の個展から始めた自作紙芝居の上演も行う。時間は、全日正午・午後2時・4時からの3回、各回30分を予定。昨年上演した、主人公の戦車が恋した女の子を守ろうとする物語「ふたりのカノン」のほか、過去に絵本出版したものを紙芝居用に再編集した作品も準備を進めている。
古知屋さんは「それぞれの物語の根底にはメッセージを込めている。大人も子どもも何かが心に残ると思うので、ぜひ見てもらえたら」と話した。
ミニブックレットやカレンダーを販売
さらに、会場ではオリジナルのストーリーをイラストと文章で表現した「ミニブックレット」を販売。「まだ形にできていない物語の構想が、頭の中にたくさんある。これから少しずつ形にしていきたい」と意欲を見せた。
他にも、「9・11」をきっかけに13年前に作成し、昨年商品化された「戦争かるた」や、来年のカレンダーも販売される。会期中は全日古知屋さん本人が在廊予定。問い合わせは同ギャラリー【電話】0467・58・1231へ。
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