さがみはら中央区 社会
公開日:2025.12.18
重機訓練 業者が協力
大規模災害想定
相模原市消防局は12月8日、厚木市内で重機操縦の技術研修を実施した。
民間事業者の指導のもと、解体技術や複数台での連携操作を習得する目的で、年に2回行われている。
今回は大規模災害時を想定したもので、緑が丘分署(中央区緑が丘)の消防士5人が参加。市が所有する重機を使用し、コンクリートの粉砕や、フォーク(つかみ機)による廃棄物処理などの実践的な訓練に取り組んだ。
指導に協力したのは県解体業協会加入事業者で、市内4社が対応。立ち会った解体業者は、油圧ブレーカを扱う消防士に対し「操作は垂直に」「コンクリートは角から壊して」「自分の腕と思って」など具体的なアドバイスを送った。
なお、協力企業の一社である大川商事(中央区上溝)の大川剛社長は、東日本大震災の際に同様の作業に従事した経験があり、その実体験を踏まえた指導を行った。
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