東京五輪の大会組織委員会は2月4日、セーリング競技が開催される江の島を含む、県内会場周辺の交通対策案を明らかにした。競技開催期間を中心に島内の一部に進入禁止エリアが設けられるほか、江の島大橋周辺が居住者などを除いて車両通行ができなくなる見通し。同日、県庁舎で開かれた県輸送連絡調整会議で報告された。
進入禁止エリアが設けられるのは島内東部のヨットハーバー周辺エリア。関係者以外の車両や歩行者、自転車が通行できなくなる。また、江の島大橋を含む「湘南港臨港道路(江の島入り口交差点〜聖天島公園前)」「片瀬江ノ島駅前広場」「すばな通り」は居住者や業務利用者、路線バスなどを除き、車両による通行を制限する。いずれも時間は未定。
規制期間はセーリング競技開催(7月26日から8月5日)を中心に調整。臨港道路は7月14日から8月7日まで終日、ほか2エリアは7月26日から8月6日までを想定している。
会議では、江の島会場周辺が生活道路と観光面から渋滞が多発する可能性にも言及。対策として公共交通機関の利用促進のほか、通勤時間や経路の変更などを周辺住民や地元企業へ働きかける案などが示された。今後は商工団体らにチラシを配布するなどし、混雑緩和の協力を地域へ求めていくとしている。
また、国道134号は、江の島の会場から、セーリング選手村の大磯プリンスホテル(大磯町)までの区間を大会ルートとする方針。規制に関しては未定だが、今後、関係車両の通行路線を示す看板が設置される予定。
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