昔ながらの番台に、壁面に描かれた雄大な富士山、黄色の風呂桶「ケロリン」―。古き良き時代の銭湯文化を感じさせる南湖通りの「恵比寿湯」が3月5日、惜しまれながら約120年の歴史に幕を下ろした。
恵比寿湯は明治時代に創業。現在の建物は1960年ごろに建築され、近年は高齢の女主人と娘で切り盛りしてきた。住民からは「海水浴帰りの若者が立寄る光景が見られなくなり寂しい」「風呂道具を預けて毎日のように通っていた」と別れを惜しむ声が上がった。
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