茅ヶ崎市は5月8日の記者会見で、4月1日時点の保育所待機児童数が0人と発表した。昨年同時期の5人からの減少となり、かねてからの目標「待機児童数ゼロ」を達成した。一方で入所申請者数は増加しており、希望の保育園などに入れなかった「保留児童」は横ばいで、前年度から9人減の175人だった。
市は2015年4月から2年連続で県内最多の待機児童数だったことを受け、16年10月に「新たな待機児童解消対策」を策定。これに基づき、市保育課では対策を進めてきた。2019年度は認定保育所2カ所の新設をはじめ、既存施設の分園化、既存の認定こども園の定員増加などにより、前年度より定員数を196人増加。また「就職奨励金事業」や運営法人の借り上げ住宅に住む保育士に対して家賃の一部を補助する「宿舎借り上げ支援事業」など、市独自の対策を実施してきた。
矢畑•浜之郷、駅周辺を強化
市保育課は今年度、マンション建設などで保育需要が急増している矢畑や浜之郷、茅ヶ崎駅周辺に関して保育所整備を強化。引き続き、保育所の公募を継続するほか、保育士確保に取り組む。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>