茅ヶ崎・寒川 経済
公開日：2021.12.10
東邦チタニウム茅ヶ崎工場
ＣＯ２ゼロ都市ガス導入
東京ガスが証明書贈呈
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証明書を受け取った三戸工場長（中央）
茅ヶ崎市役所で12月１日、東邦チタニウム茅ヶ崎工場（市内茅ヶ崎）への「カーボンニュートラル都市ガス供給証明書」の贈呈式と報告会が行われた。
カーボンニュートラル都市ガスは、植林などの環境保全プログラムを組み合わせることで、採掘から燃焼に至る工程で発生する温室効果ガスを相殺できたとみなすもの。同工場は今年１月から、県内事業者として初めて、東京ガスから供給を受けており、年間約１５００トンのＣＯ２を削減できるとする。
この日は両社の関係者が佐藤光市長に取り組みを報告。東京ガス産業エネルギー事業部の小林勝彦部長から証明書を受け取った三戸武士茅ヶ崎工場長は「当社は２０３０年にＣＯ２排出量を18年度比で約40％削減、50年にはカーボンニュートラルを掲げており、その第一歩を踏み出すことができた。チタンの加工はもともと多くのＣＯ２を排出するのでまだまだ課題は多いが、新しい精錬技術の導入などで一つ一つ乗り越えていきたい」とした。また佐藤市長は「脱炭素社会の実現は一つの市、企業だけでできるものではない。こうした取り組みが広がっていくことを期待したい」と話していた。
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