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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2025.12.06

茅ヶ崎ビール
ローカルファーストを実践
世代間食育交流会を開催

 茅ヶ崎ビール1階マルシェで11月22日、子どもたちが参加して今年2回目となる「ローカルファースト世代間食育交流会」が開催された。

 地元農家の畑で収穫された野菜やちがさき牛を使ってカレーを作り、ローカルファーストの理念の一つである、地域経済循環について学んでもらうのがイベントの狙い。参加した4歳から12歳までの子どもたち5人は農家から事前に購入して用意された野菜を冷たい水で手洗いしたほか、食べやすい大きさに切り分け、野菜を炒めるなどの調理を体験。途中、振舞われた焼き魚やしらすを食べながら協力し合って作業を進めた。

 カレーが完成するまでの間、ローカルファーストの理念について茅ヶ崎ビールのスタッフが子どもたちに講義。「地域でできることは地域で実践する」といった基本的な考え方をイラストなどを使って紹介すると、子どもたちはスープを飲みながら話に聞き入っていた。

 カレーの実食では、子どもたちが「おいしい」とほおばる姿や、「ご飯を作るのがこんなに大変だと思わなかった」といった声が聞かれた。

 同店の代表兼総合プロデューサーを務める岩瀬望美さんは「地元の新鮮野菜に加え、豪華なちがさき牛もふんだんに使用したカレー体験を通じ、子どもから大人まで大変喜んでいただけました。食の大切さや『ローカルファースト』の地域循環を、世代を超えた笑顔の中で楽しく学べたことが何よりの成果です」と話す。

 今後も引き続き、「ローカルファーストの魅力」を広める活動を続けていく考え。子どもたちが農家を訪問し、一緒に収穫体験をしてもらうことで理解を深める機会の創出も検討していきたいとしている。

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