現代に蘇る鷹狩行列 家康の故事 中原住民が再現
中原の地域住民が15日、徳川家康が鷹狩に向かう様子を再現した行列を披露する。
家康は鷹狩を愛好したことで知られ、江戸と駿府を往復する際の宿として築いた中原御殿(現在の中原小学校そば)周辺でも、鷹狩に興じたとされる。中原では地域おこしの一環として、家康をしのぶ東照権現祭に合わせ、鷹狩行列の再現を2003年から続けている。
文献などを頼りに、隊列の様子を忠実に再現したという行進が見所だ。
今年は約80人の参加を予定しており、先月29日、行列に参加する住民が集まり衣装合わせを行った。ダンボール製の甲冑に袖を通し、笠を被れば江戸時代の雰囲気満点。今回初めて家康に扮する恩田英一(ひでかず)さん(新川端自治会会長)は「自治会の代表として頑張りたい」と、表情を引き締めていた。
行列は、10時25分に相州富士の碑前(中原下宿バス停付近)を出発し、日枝神社を目指す。問い合わせは、【電話】0463・32・3561小川さん。
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