戻る

平塚・大磯・二宮・中井 コラム

公開日:2025.12.12

ベルマガ通信
山口湘南の終幕
12月6日J1第38節 アウェー湘南1-2広島

 降格が決定してから勝利を重ねた山口智監督の湘南ベルマーレは、アウェー広島の地で終幕を迎えた。

 4年半にわたり指揮を執った山口監督は、これまでの記者会見の席で、選手への評価・言及を避けてきた。良いプレーを見せた選手、デビューした選手への評価も、具体的な言及はしなかった。

 選手を守り、諭し、一手先二手先を見据えたプレーを求め続けた山口監督は、選手たちからの支持は強かったが、対してメディアに対する説明不足な口ぶり、それを読むサポーターから支持を得るには至らなかった。

 ホーム最終節で対戦した清水の秋葉監督に贈られた「秋葉・清水」コールを聞けば聞くほど、4年半監督を務めたにもかかわらず、監督に対するコールが生まれなかったことがそれを象徴している。

 今季のルヴァンカップ覇者で、個の能力に勝る広島を相手に、湘南イレブンは躍動した。太田修介選手と、二田理央選手のアイディアあふれるコンビネーションで、ゴールに迫った。オフサイドとはなったものの、松村晟怜選手の鋭いパスを受けた、中野伸哉選手の放ったシュートがゴールネットを揺らした。

 19試合にわたって勝利がなく、長く降格圏にいた時期とは違い笑顔も見られたほどだ。

 こうしたプレーは、19試合未勝利の中でも片鱗はあったはずだが、結果に結びつかなかった。

 降格圏に位置する重圧と、勝たなければならないという意識に支配された委縮から、脱却するための奮起・勝たせるためのアプローチを湘南ベルマーレは用意できなかった。

 1年半後、私たちはどうありたいか今から問われている。

(ベルマガ記者・浜地隆史)

    ピックアップ

    すべて見る

    意見広告・議会報告

    すべて見る

    平塚・大磯・二宮・中井 コラムの新着記事

    平塚・大磯・二宮・中井 コラムの記事を検索

    コラム

    コラム一覧

    求人特集

    • LINE
    • X
    • Facebook
    • youtube
    • RSS