県道606号大島明石線の延伸整備について、平塚市は7月、伊勢原市との2市間で、両市長を会長・副会長とする整備促進協議会を設立。早期着手に向けて連携し、神奈川県への要望活動を強化する。19日の市議会定例会で、出村光議員(湘南フォーラム)の総括質問で明らかにした。
大島明石線は現在、平塚八幡宮のある国道1号線交差点から、県道44号伊勢原藤沢線の大島交差点まで約5Kmが開通しているが、大島交差点以北は未整備。
平塚市は、この区間を都市計画道路と位置づけ、3市3町の広域行政推進協議会などを通じ、県に延伸を要望してきた。
落合克宏市長は答弁で「北に抜ければ伊勢原の工業団地、新東名の厚木南インターにもつながる。平塚の産業活性に大きく資する道路になる」と整備の必要性を訴えた。
土木部長の答弁によれば、県は2016年度、今後10年間の県道整備の根拠となる「かながわのみちづくり計画」を見直し、新たな改定計画を策定。両市は同計画の中にこの路線が位置づけられるよう、湘南と県央の産業を支える南北軸として要望を強化する。
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