中原中学校(渡邉秀明校長)の佐藤迅さん(3年)と尾上花さん(3年)の2人が1月25日から26日に開催される「全国中学生創造ものづくり教育フェア」に出場する。2人は相模原市立大野南中学校と県立神奈川総合産業高等学校で行われた「全国中学生創造ものづくり教育フェアinかながわ」で、それぞれ1位にあたる賞を受賞し全国への切符をつかんだ。
佐藤さんが出場したのは、書類や文具類を整理収納できる作品を4時間以内に設計・製作し、完成度や創意工夫、技能、プレゼンテーションなどを競う「木工チャレンジコンテスト」。1位を取った作品は、A4ファイルが入るサイズに設計し、スライドする小物入れ部の仕切りや、トレイの上下が分離できるようにするなどギミックにも趣向を凝らしている。
「規定の板を使うので、A4ファイルが入るように無駄なく切り出す製図に苦労した」と佐藤さんは話す。昨年全国に出場した先輩のアドバイスで、プレゼンテーションに力を入れたのも功を奏した。「最後の仕上げまでしっかり全力で取り組みたい」と、全国初挑戦の意気込みを話す。
尾上さんは、「パソコン入力コンクール」に出場した。規定時間の5分以内に課題文字のパソコン入力を行い、正確さと速さを競う競技だ。ミスが少ないほど加点され、10個間違えると失格になる。
1年生の時から全国に出ている尾上さんは、今年で3回目。1年の時は50番より下だったが、昨年はあと一歩で決勝進出というところまで順位を上げている。最後の挑戦となる今回、「ミスを減らして、さらにいい結果を残せるよう頑張りたい」と、全国にかける意気込みは十分だ。
木工チャレンジコンテストは新木場タワー(東京都江東区)、パソコン入力コンクールは中央区立佃中学校(東京都中央区)を会場に開催される。
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