平塚市内の熱中症による救急搬送件数が7月から急増している。
消防救急課によると、今年5月から8月3日時点の熱中症搬送件数は56件。特に7月26日から8月1日の7日間で19件と、30度以上の真夏日を記録するとともに搬送件数も増加した。現時点ですでに昨年の件数を上回っており、残暑が厳しい9月ごろまで増え続けることが予想されている。
搬送件数の内訳は、5月が2件、6月が4件だったのに対し、7月は45件と急増した。また、屋内で作業中に搬送されたケースが23件、屋外が33件となっており、家の中や工場、体育館での部活動など、直接陽にあたっていなくても熱中症にかかる恐れがあるという。
消防救急課は、「今年は朝から気温が高く、蒸し暑い日が多いことが、昨年の件数を上回っている原因のひとつではないか」と指摘。「水分補給はもちろん、無理に外出せず、暑さを避けること、適切に冷房を活用すること、帽子や日傘を身に着けることが大切です」と熱中症の予防を呼びかけている。
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