湘南ベルマーレはこのほど、フィリピン・タギック市などで貧困層の居住区や孤児院で生活する子供を対象にサッカー教室を行った。現地ではベルマーレの渋谷剛さんと、同フットボールアカデミーの高橋直也さん、杉山広太さんの3人がコーチを担当。2日間でおよそ40人を招待し、細かいボールタッチやシュートを指導した。
この取り組みは、国際交流基金アジアセンターとJリーグが主催する東南アジアのサッカー普及と国際交流事業に、クラブの国際化を目指すベルマーレが賛同。昨年に続いて2回目となる。
またベルマーレが昨年のホームゲームで実施した「希望のボールプロジェクト」で、サポーターから集めた中古のサッカーボール100個を子供たちにプレゼントした。渋谷さんによると、「新品ボールでは転売され生活費に充てられ、子供たちに行き届かない」と説明。「置かれた環境は違うけど、貰ったボールでサッカーを楽しむ子供の笑顔はフィリピンも日本も同じ」と振り返った。
ベルマーレでは同プロジェクトを継続するほか、同国での教室開催に尽力した現地のクラブチームから2人の子供と指導者1人を平塚に招待し、サッカーの普及に努めていく。
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