平塚版 掲載号:2018年5月17日号 エリアトップへ

「黄色いタスキ」で声かけの輪 鈴木満江さん 視覚障害者向けに発案

社会

掲載号:2018年5月17日号

  • LINE
  • hatena
たすきを持つ鈴木さん(右)と神部さん
たすきを持つ鈴木さん(右)と神部さん

 視覚障害者への声かけの輪を広げようと、立野町在住で横浜発明振興会所属の鈴木満江さん(70)が、障害者が手助けを必要とする時にかけてもらう「幸せの黄色いたすき」を開発した。クラウドファンディングを活用し、普及に取り組んでいる。

 たすきには「2〜3分サポートお願い」とつづられ、手を差し伸べるべきか迷っている周囲の人が声をかけやすくする。

 鈴木さんは「断られるのではないかと躊躇してしまいがちですが、目印があればサポートしやすい。2〜3分でよいというメッセージも、助ける側の心の負担を解消するポイント」と笑顔で話す。

 視覚障害者が駅のホームから転落する事故を報道で知り、問題意識を抱えていたという鈴木さん。昨年の衆院選で候補者の立ち姿を見て、たすきの活用を思いついた。

 アイデアは、同発明振興会の2017年度最優秀賞を受賞。取り組みに共感した鈴木さんの知人で、元パイロットコーポレーション社長の神部禎夫さん(88)=長持在住=が、視覚効果や使いやすさなど企業で培った見識から助言を提供、現在の試作品が完成した。

 神部さんは「マスクドニーズ(隠れたニーズ)を掘り起こす素晴らしい道具だと思った」と、過去のヒット商品にも通じる着眼点を評価する。

 鈴木さんは、ホームからの転落事故を防ぎたいといった意義を関係団体に訴え、昨年11月〜4月に約30本の試供品を配布。「駅でコーヒーを飲みたいと思って肩にかけたら、店まで連れて行ってくれた」「家電量販店で声を出さなくても店員が来てくれ、すぐに目当ての物を買えた」などの声が報告されたという。

 資金集めは募集サイト「レディーフォー」を活用、1口2千円〜でリターンとしてたすきを届ける。6月25日までの期限で100万円を集め、500本を配布するのが目標だ。目標額に達しないと全額返金され、計画は一旦とん挫。今後の活動を占う試金石になる。

 鈴木さんは「手助けをすると心が軽やかになる。助け合いの輪が広がれば」と期待している。問い合わせは鈴木さん【携帯電話】090・6509・8078。

平塚版のローカルニュース最新6

江戸の賑わい再現

江戸の賑わい再現 文化

9月22日 大磯宿場まつり

9月12日号

龍城、ツイン、見附の進捗は

龍城、ツイン、見附の進捗は 政治

市長が大型事業について答弁

9月12日号

選手考案の献立「美味しいね」

選手考案の献立「美味しいね」 教育

松延小とベルマーレが交流

9月12日号

千日紅が見頃

千日紅が見頃 文化

花菜ガーデンで

9月12日号

上吉沢 農福連携でクレソン出荷

上吉沢 農福連携でクレソン出荷 社会

農園主「すごい能力」と太鼓判

9月12日号

佐渡さん全国7位

消防救助技術大会

佐渡さん全国7位 社会

「複合検索」の部で

9月12日号

ぼんぼりまつりに、市に、酒場

ぼんぼりまつりに、市に、酒場 文化

八幡宮と「参道」の商店街で

9月12日号

あっとほーむデスク

  • 8月15日0:00更新

  • 2月14日0:00更新

  • 2月7日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

旧東海道を巡ろう

旧東海道を巡ろう

ガイドツアーを開催

10月17日~10月17日

平塚版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年9月12日号

お問い合わせ

外部リンク