平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2019.07.04
五輪の機運を”醸造”
リトアニアビール販売開始
東京五輪・パラリンピックの事前キャンプを平塚で実施するリトアニア共和国の魅力を味わってもらおうと、湘南ひらつか七夕まつりが開幕する7月5日(金)から、同会場や市内25の飲食店で同国ビールの販売が始まる。
販売されるのは、1665年創業の同国最古のビール会社「GUBERNIJA」(グベルニヤ)が製造する「TAMSUSIS ELIS」(タムスシスエリス)(330ml/度数5・9%)。
モルトやホップの旨味を生かしたフルーティーな香りとくせになるのど越しが特徴で、2012年ビアチャンピオンシップで金賞を受賞している。
官民有志で組織される「ひらつかリトアニア交流推進実行委員会サポート部会」(宝蔵寺賢部会長)では、昨年の七夕まつり会場でも同じ銘柄のビールを販売している。来場者からも好評で1150本を売り上げた。
しかし、輸入元である実行委に酒販免許がなく、土産として自宅へ持ち帰ることができなかった。
今年は明石町の酒類・食品問屋・市川商事(株)が仕入れと販売を請け負うことで、瓶ごとテイクアウトも可能に。宝蔵寺部会長は「販売目標は3千本。リトアニアビールを通して市民の機運を高め、五輪・パラリンピックも盛り上げていけたら」と期待している。
希望小売価格は700円。七夕まつり会場のほか、市内25カ所の飲食店で順次販売される。
問い合わせは同実行委員会事務局【電話】0463・20・8700へ。
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