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社会福祉法人富士白苑の特別講座に多くの参加者 「コグニサイズ」学び認知症予防
湘南地域で半世紀以上にわたり高齢者福祉に携わってきた、社会福祉法人富士白苑(初谷博保理事長)。同法人では、地域の社会福祉に対する貢献活動の一環として2月9日、平塚市の「平塚プレジール」で、特別企画認知症予防特別講座「認知症予防の講演とコグニサイズ」を開催。事前に申し込みのあった50人を超える参加者が、コグニサイズを体験した。
コグニサイズとはコグニション(認知)とエクササイズ(運動)を組み合わせた造語で、運動することで体の健康を促すとともに脳の活動を活発にし、認知症を予防しようというプログラム。NHKなどでも紹介され、脚光を浴びている。
講義では認知症の現状を土井氏が解説
この日は国立長寿医療研究センター予防老年学研究部健康増進研究室室長の土井剛彦氏が講師を務めた。午前中の講演会では土井氏が現在の認知症の現状について解説。土井氏は平成30年の調査で65歳以上の高齢者は全国で3510万人以上、認知症の人は527万人以上いると推測されると指摘。「地域の中で認知症対策に取り組むことは大変意義の大きいこと」と訴えた。
午後からは参加者がコグニサイズを体験
午後からは実践編として、参加者がコグニサイズのプログラムの一部を体験した。「ラダー運動」というプログラムでは、床に貼られたはしご状のマス目を、決められた歩数の時だけはみ出して歩く運動。体験してみると案外難しく「3・4・7・8歩目は外で」というルールで歩き出し、途中で間違えてしまう参加者の姿も。
また、ステップを上り下りしながら順番にしりとりや物の名前を言っていくものなど5つのプログラムを体験。途中で「あっ、間違えた」などと言いながらも参加者は皆笑顔で挑戦していた。
「自宅で介護を受けず、元気な暮らしを」
社会福祉法人富士白苑が大切にしている考えは「高齢者が在宅でなるべく介護を受けずに元気で暮らせること。地域からそうした考えを発信し、地域のためになることを続けていきたい」と、同法人は話した。
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