1945年7月16日深夜から翌未明にかけて、平塚市内が標的とされた「平塚空襲」の実態を伝えるパネル展が、市役所本館1階で開かれている。空襲後の市内の様子を記録した写真など約30点が並び、凄惨な様子を伝えている。17日まで。
爆撃を受け荒廃した街並みや建物が写ったパネルをはじめ、投下された焼夷弾の実物や爆撃機B29の模型が展示されている。焼夷弾の仕組みを図式化した資料や市内の被害状況をまとめた地図もあり、当時の状況をより詳しく理解できる構成となっている。
電子証明書の手続きで訪れた相原一夫さん(70・南原在住)は「初めて焼夷弾を見たが、思ったより小さかった」と興味深げだった。
パネル展は平塚空襲の実情や平和の大切さを伝えることなどを目的に、2008年から行われている。28日からは同会場で「原爆と人間展」の開催が予定されている。
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