平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日：2023.04.27
オープン前に防災訓練
大型商業施設と消防連携
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放水訓練を行う消防隊員
４月28日に大神地区で開業する「ジ アウトレット湘南平塚」で４月18日、オープン前防災訓練が実施された。
消防の災害対応能力と施設との連携の強化を目的に実施された訓練には、同施設の従業員のほか、市消防署、市消防団ら約１８０人が参加した。
訓練では地震発生後、施設の２階フードコートからの出火を想定。従業員が初期消火や避難誘導、消防機関への通報を行い、到着した消防隊が放水訓練や梯子車を使った救助活動を実施。市職員の指導による消火器や起震車での体験訓練も行った。
田中一雄消防長は「大規模災害では災害の鎮圧はもちろん迅速な避難誘導も肝要。繰り返し実施し、連携強化に努めたい」と話し、同施設の土屋敦ゼネラルマネージャーは「約２０００人が働き、年間６００万人の来場を見込む同施設。何より大事なのは安心と安全。従業員は防災設備も確認し、いざという時に備えてほしい」と呼び掛けた。
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