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藤沢 経済

公開日:2026.03.13

保育園編 ママ記者発信!藤沢の○○事情
カスハラで保育士離職?
県議会でも議論に

  • カスハラで保育士離職? (写真1)

 共働き家庭が増加する昨今、子育て世帯に欠かせないのが保育園の存在だ。藤沢市内でも保育需要は年々高まっており、市は新たに3カ所の園新設を進めるなどハード面の整備を急いでいる。

 私自身、娘を園に預けて働く母の一人。日頃、家族を支えてくれる保育士さんたちには「感謝感激雨あられ」の思いなのだが、先月の県議会定例会では、そんな先生たちを取り巻く気になる話題が上がった。

 代表質問に立った藤沢市選出の議員は「保育現場でカスタマーハラスメントに該当するような過度な要求が見受けられ、保育士が離職する大きな要因の一つとなっている」と指摘。これに対し黒岩祐治知事も「保護者の主張と認識の違いから対応が円滑にいかず、保育士が疲弊し離職するケースを市町村から聞いている」と回答した。

 県では次年度予算に、不適切保育の未然防止や保護者から苦情を受けた際、事実確認をするための見守りカメラ設置の補助事業費として7814万円計上している。

 実際に藤沢市民間保育園設置法人代表者会に話を聞くと、「入園時の説明との齟齬や園のルールから逸脱したケースが、大なり小なり報告されている」という。

保育園の適正利用とは

 そもそも認可保育施設は、就労や病気などで家庭での保育が困難な場合に利用するものだ。園によっては「保護者の仕事が休みの日は家庭保育」をルールとしている園も少なくないが、こうした適正利用が守られないケースが散見されることから、市は啓発文の作成も行っている。

 とはいえ、日々仕事と育児に追われ、「たまには有休を使って、子連れでは難しい用事を済ませたい」と思うのが親の本音。大切なのは園のルールを改めて確認し、その範囲内で互いに納得感を持ってリフレッシュすることではないだろうか。

 人材不足も取り沙汰される保育業界。我が子の成長を共に喜ぶ「最強のパートナー」である保育士さんが笑顔で働き続けられる環境を、私たち保護者の側からも考えていきたいものだ。

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