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公開日:2025.02.21
認知症の症状は環境によって変化する
介護施設選びが大切
日本は2040年、高齢者の約15%が認知症になると推計される(厚生労働省)。特別養護老人ホームやデイサービスなどの高齢者サービスや学童を複合的に運営する社会福祉法人伸生会(平塚市)の大畑直さんは、「施設選びによって認知症の進行や症状は変わる可能性がある」と訴える。
同会には、認知症の診断を受けた人に、必要な日常生活上の支援や生活機能訓練などを日帰りで提供する「いきいき」というデイサービスがある。利用者の心身機能の維持向上と家族の負担軽減を図るための支援を行っている同施設の特徴は「利用者に自由に行動してもらい、スタッフは利用者の行動にとことん付き合うことです」と大畑さん。
対応型に頼って
同施設の管理者・坂本賢さんは「認知症の診断を受けても、一般デイを利用する傾向にあります。しかし、認知症対応型デイは、一般のデイより職員の配置人数が多く、認知症専門のサービスを提供できます。認知症の方の支援は『その方のできることを引き出していく』ことがとても大切です。対応型のデイでは、とことん利用者に付き合うことができます。戸惑いや不安もあるかと思いますが、早い段階から対応型のデイを利用することが重要」と話す。
大畑さんは「対応型ではない施設が認知症の症状が強く出ている方を受け入れることがあるが、その方に合ったサービスを提供できているのか疑問に思う。ご家族やケアマネジャーの方にも考えてほしい」と認知症の方への支援に強い想いを話し、「ここでは、利用者が持っている能力を生かし、掃除や洗濯、野菜作り、料理をする機会を設けている。自分で作った食事を食べている時の表情はとても素敵なんですよ」と笑顔で話した。
社会福祉法人 伸生会
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平塚市御殿2-17-42
TEL:0463-73-7700
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