平塚・大磯・二宮・中井 意見広告
公開日:2025.08.29
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より早く、高い所へ
市議会議員 野崎しんや
ロシア・カムチャツカ半島沖合で7月30日に発生したマグニチュード8・8の巨大地震の影響で、太平洋沿岸の広い地域に津波警報が発令され、平塚市でも沿岸部の唐ケ原と撫子原に避難指示が出されたことは記憶に新しいと思います。私の住む菫平の野崎ビルは「避難ビル」に指定されているため、花水台と菫平から2家族5名が避難されて来ました。
その際感じたのは、避難ビルの周知と誘導の徹底です。また、避難ビルには水や食料の備蓄がない上に屋上に避難すると、猛暑の場合、二次被害が起こる可能性があり、大きな課題です。
”いざ”に備え、避難経路の確認はもちろん、避難場所を把握しておくことも重要です。それだけでなく、冷暖房の空調やトイレの確保など、津波避難ビルも含めた避難場所の環境を整備することは喫緊の課題です。
金目川下流域を整備
金目川下流域の河口右岸の既存護岸の土砂を撤去し、川幅を広げ、コンクリート構造物を張る護岸工事が進められています。
現在は、金目川から三沢川への逆流を防ぐことを目的とし、三沢川を管理する大磯町が樋門の整備を進めており、今年度の完成を目指しています。三沢川側の樋門整備完了後に、残りの未整備区間の護岸整備は、県が行う予定とのことです。
石碑を観光スポットに
花水川河口の市有地に、90年ほど前に建てられた石碑があります。これは神奈川新聞社の前身である横浜貿易新報社が「県下名勝史蹟45佳選」に選定、国道134号花水川橋東側の砂浜に建立し、市制施行を記念して寄贈されたものです。今まで90年間、風雪に耐えてきましたが、現在は雑草に埋もれて大変かわいそうな状況です。
私は6月議会の質疑で、当該地の維持管理について質問したところ、市より「台風や大雨などによる影響にも留意しながら、維持管理に努めていく」との答弁を引き出しました。本市の観光マップ50選にも選ばれた場所で、しっかりと整備を行えば観光スポットとしてはもちろん、新たなあったかひらつかスポットにもなり得ます。早期整備を期待します。
野崎しんや
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平塚市菫平8の7
TEL:0463-32-4500
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