平塚・大磯・二宮・中井 意見広告
公開日:2025.08.29
県政報告
ハード・ソフト両面から対策を
神奈川県議会議員 藤井深介(公明党)
神奈川県では昨年8月27日から9月2日にかけて、台風10号に伴う記録的豪雨により、平塚市をはじめ大磯・二宮・中井町にも大きな被害が発生しました。なかでも平塚市の降水量は観測史上1位の427・5mmを記録。今年はハード・ソフトの両面から住民の安全を守ることを目指しています。
私はこれまでも災害発生時の被害を最小限に抑えるためのインフラ整備に注力してきました。危機管理型水位計による河川のきめ細かい水位情報の提供や簡易型河川監視カメラによるリアルタイムの映像情報提供など、危険な現場に直接行かなくてもPCやスマホで確認し、素早く避難等に対応できるよう進めてきました。また、公的施設の耐震化と公立学校などの公的施設の耐震化を推進するとともに、災害時には避難所となる学校体育館へのエアコンやWi-Fiの設置、トイレの増設を進め、被災者が快適に過ごせる環境を進めています。
救援物資輸送路の安全確保として、大地震による道路陥没を防ぐため、県内主要道路の地下空洞調査を実施し、危険箇所を事前補修する事業を推進。これは災害時に物資を円滑に輸送し、迅速な救助活動を可能にする上で不可欠な取り組みです。ソフト対策として、住民の防災意識向上や体制強化にも力を入れています。
帰宅困難者対策では、大規模災害発生時に多数の帰宅困難者が発生することに備え、県として市町村や鉄道事業者と連携し、一斉帰宅の抑制を呼びかける啓発活動や、民間との協定による災害時帰宅支援ステーションの確保を進めています。また防災意識の普及啓発として、一昨年の「関東大震災100周年」といった節目を活用し、県民向けの防災イベントや訓練を実施。スマートフォンで災害情報を確認できるシステムの開発や、防災動画の作成を通じて、住民が「自助」の意識を高め、いざという時に適切な行動をとれるよう啓発活動を強化しました。
大規模災害時においても、まずは行政サービスが滞らないよう、県の業務継続計画(BCP)をさらに強化することを提案しています。特に、休日や夜間に災害が発生した場合に備え、職員の参集体制や業務継続のための具体的な仕組みづくりを追求します。また、地域防災力のさらなる強化として、地域コミュニティが主体となった防災活動の重要性を訴え、自主防災組織の活動支援や、地域住民が災害時に連携して助け合える体制づくりを後押しします。
ドローンを活用した災害調査や、AIによる被災状況の迅速な分析、住民が身近なツールで防災情報を得られる環境整備など、最新技術を積極的に防災対策に取り入れることを目指します。県民の生命と安全を守るため、ハード・ソフト両面からの対策を継続的に進めてまいります。
■藤井しんすけ事務所
【電話】25・1622
【FAX】25・1623
www.fujii-s.net
神奈川県議会議員 藤井深介
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平塚市宮の前9-21-1005
TEL:0463-25-1622
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