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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2025.09.05

「幻の芋」今年も甘く
クリマサリ出荷始まる

  • クリマサリの出来を確認する部会員

 農地減少などさまざまな要因で「幻の芋」とも呼ばれるクリマサリの出荷が8月25日から始まった。JA湘南甘藷(かんしょ)部会の部会員が平塚営農経済センター集荷場で、出荷規格を確認する「目合わせ会」を行った。

 クリマサリは、水はけの良い砂地が広がる大野地区で1960年ごろから栽培がスタート。ホクホクとした食感と上品な甘さが「栗にも勝る」おいしさということから名づけられ、現在、平塚市内15の農家で栽培されている。

 高橋努部会長によると、今年はクリマサリが大きく膨らむ七夕頃に雨が少なく、サイズは小さいものの、甘みは強く感じられるという。油との相性が良く、「天ぷらや大学芋がおすすめ」と高橋部会長。JA湘南直売所「あさつゆ広場」などで販売中で、出荷は11月上旬までを予定している。

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