平塚・大磯・二宮・中井 教育
公開日:2025.10.17
新「弦斎カレーパン」を販売
金旭中生アイデアもとに
平塚市立金旭中学校の3年生6人が9月28日、市内に本社を置く高久製パンと共同開発した新しい「弦斎カレーパン」を、村井弦斎公園で行われた「第24回村井弦斎まつり」で販売した。
同事業のきっかけは今年3月、同校で行われた「タウンミーティング」の授業の中で、生徒たちが「平塚の名物としての弦斎カレーパンをもっと多くの人に知って欲しい」と、地域の歴史や特産を生かした新しいカレーパンを提案したこと。しらす入りや、平塚産きゅうりのピクルス入り、チーズ、牛すじ、かつカレー、激辛などの豊富なバリエーションが楽しめるよう、ミニサイズ3種を、生徒6人の好きな色でデザインしたパッケージに入れて販売した。地域について学べるクイズも同封している。
参加した同中学校の村瀬雫さんは、「地元の人はもちろん、遠くの人にも食べてもらい、平塚を知ってもらいたい」と話していた。同社の高久直輝さんは「中学生が弦斎カレーパンを盛り上げてくれてうれしい」と話していた。
まつり当日は、中学生が自ら販売を担当。90個を用意したが、約1時間で完売するほどの盛況ぶりだった。共同開発した弦斎カレーパンは11月9日まで、あさつゆ広場で金曜、土曜、日曜に数量限定で販売する。
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